過渡期に生きる

ときどき思い出すこと。
大学に入ったころ、軽音部のデモテープは
その名の通り、カセットテープだった。
それが徐々にMDになっていって
自分でCD-Rが焼けるようになって
そしてICレコーダーになり
今ではiPhone。


1997年ごろのインターネット、当時のヤフーは登録制だった。
大学の4年目あたりで教授が
「最近はグーグルってやつがいいね」と学生に使うことを勧めていた。
今では考えられないね。


子供の頃、家の電話は黒電話
それが白いプッシュ式の電話に変わった時は
なんてすごい新しい物が来たんだ!とわくわくした。


レコードプレイヤーも当然あった。
いつのまにかなくなっていたけど。
小学校5年生のころにCDプレイヤーがうちにきて
なんて現代的なんだ!とわくわくした。


テレビも、外側が木製で
チャンネルを変えるにはガチャガチャと少し力のいるテレビだった。
リモコンは有線だった。
黒いプラスチックで覆われたテレビがやってきたときは
なんて(ry


洗濯機も二槽式だった。
風呂のタイルは黒かったり青かったりするまばらな丸いタイルだった。
応接間には鮭をくわえた木彫りの熊があった。
ファミコンのドラクエのセーブデータはすぐに飛んでしまっていた。


それだけ。
オチはない。