CDレビュー執筆
Way Out West 11月号で、大尊敬するShirley Horn の
発掘版新譜「Live at the 4 Queens」のCDレビューを書きました。
シャーリーの存在はわたしにとったら心の支えのひとつです。
彼女は若い頃NYで活動し、Miles Davis にも認められるも、
都会に馴染めず地元のワシントンDCに戻り、
娘を育て上げるまで表立った活動をしませんでした。
しかし、地元のミュージシャンとのピアノトリオを地道に25年間続け、
誰にも真似できないサウンドを構築。
ベースの Charles Ables が亡くなってからは、
多くのトップミュージシャンとセッションを重ねるも、
誰も彼の代わりは務まらず、
精神的に落ちてしまった晩年のシャーリーは酒量が増えてしまい病魔に侵されるのです。このライブ盤はシャーリーホーントリオの全盛期に録音された一枚。
WOWには何度か記事を寄稿させていただいておりますが、
CDレビューは今回が初めてです。小さなことかもしれませんが、
わたしにとったらとても感慨深く、感謝でいっぱいです。