東北応援ライブと地元の話
わたしは地元が大嫌いだった。
なんにもない。
とにかく何もない。
おもろい場所がない。
おもろい人がおらん。
つまらん。
そう思って悶々としていた10代。
もうこんなところに戻ってくるかー
と思って出て行ったのだけど
人生何が起こるかわからないもので
舞い戻って早7年。
帰るものかと思っていたのに
いざというときに帰る場所があるということのありがたさを痛感した。
つまらないと思っていた地元も、
なんだおもしろいじゃんと思えるように。
広島には自分は受け入れてもらえてないと思っていたのに
広島市の広報誌に出させてもらい、市民として最大限受け入れてもらった形になった。
結局、つまらないと思っている自分の心がつまらないのだ。
この7年の間、広島を拠点にいろんなところでイベントをしてきた。
しかし、肝心の自分の本当の地元、
広島市とはいえども、山一つ隔てた片田舎のここ沼田には
わたしはこれまでほとんど貢献していない。
そんな中で、この沼田在住の人とポツポツ出会うことがあって、
その一人がラテンシンガーの河上美春さんだった。
そして美春さんの師匠メキシコ人ピアニストのアルバル・カスティージョさんも
沼田に在住していたことがあるとのことを知って
何か一緒にしたいと思って数年がたってしまった。
ようやく今年、自分が5年続けている東北応援ライブに出演してもらうことで
地元の人に、地元にこんなすごい人がいるんだよー
ということを知ってもらえる機会を作ることができます。
今回はその二人に加えて、おなじみのベース中野力さんと
ドラム折田新さんに加わっていただきます。
「東北応援」とはいえ、このライブの収益金は東北にはいきません。
東北・関東から広島に避難してきている方々の団体
「ひろしま避難者の会 アスチカ」に第1回目から寄付させていただいています。
それなのに「東北」と名前を冠することに、東北の人に申し訳ない気持ちがあります。
しかし、この広島の片田舎からでも忘れず応援してる人たちがいることが
SNSなどで少しでも知ってもらえたらいいなということ、
広島の人にとって遠い場所である東北からも
まだ避難して心細い生活を送っている人たちがいるということを
広島の人に知ってもらいたいという気持ちで、この題目にしています。
ふるさとがあることのありがたさと、
ふるさとに事情があって帰れない人たちに対して
少しでも力になりたいという想いと。
ほんの小さな力ですが、継続していくことに意義があると信じて。
今年も素晴らしいミュージシャンとともにお届けします。
チラシ表面はわたしの娘が描いてくれた絵を使いました。
なんにもない。
とにかく何もない。
おもろい場所がない。
おもろい人がおらん。
つまらん。
そう思って悶々としていた10代。
もうこんなところに戻ってくるかー
と思って出て行ったのだけど
人生何が起こるかわからないもので
舞い戻って早7年。
帰るものかと思っていたのに
いざというときに帰る場所があるということのありがたさを痛感した。
つまらないと思っていた地元も、
なんだおもしろいじゃんと思えるように。
広島には自分は受け入れてもらえてないと思っていたのに
広島市の広報誌に出させてもらい、市民として最大限受け入れてもらった形になった。
結局、つまらないと思っている自分の心がつまらないのだ。
この7年の間、広島を拠点にいろんなところでイベントをしてきた。
しかし、肝心の自分の本当の地元、
広島市とはいえども、山一つ隔てた片田舎のここ沼田には
わたしはこれまでほとんど貢献していない。
そんな中で、この沼田在住の人とポツポツ出会うことがあって、
その一人がラテンシンガーの河上美春さんだった。
そして美春さんの師匠メキシコ人ピアニストのアルバル・カスティージョさんも
沼田に在住していたことがあるとのことを知って
何か一緒にしたいと思って数年がたってしまった。
ようやく今年、自分が5年続けている東北応援ライブに出演してもらうことで
地元の人に、地元にこんなすごい人がいるんだよー
ということを知ってもらえる機会を作ることができます。
今回はその二人に加えて、おなじみのベース中野力さんと
ドラム折田新さんに加わっていただきます。
「東北応援」とはいえ、このライブの収益金は東北にはいきません。
東北・関東から広島に避難してきている方々の団体
「ひろしま避難者の会 アスチカ」に第1回目から寄付させていただいています。
それなのに「東北」と名前を冠することに、東北の人に申し訳ない気持ちがあります。
しかし、この広島の片田舎からでも忘れず応援してる人たちがいることが
SNSなどで少しでも知ってもらえたらいいなということ、
広島の人にとって遠い場所である東北からも
まだ避難して心細い生活を送っている人たちがいるということを
広島の人に知ってもらいたいという気持ちで、この題目にしています。
ふるさとがあることのありがたさと、
ふるさとに事情があって帰れない人たちに対して
少しでも力になりたいという想いと。
ほんの小さな力ですが、継続していくことに意義があると信じて。
今年も素晴らしいミュージシャンとともにお届けします。
チラシ表面はわたしの娘が描いてくれた絵を使いました。